お知らせ

イベントの詳細

実力確認講座「第5回まかせとき大会」の開催

第5回 『UTまかせとき大会』参加者募集

主催(一社)日本非破壊検査協会 関西支部
協賛(財)電子科学研究所 非破壊検査部会
協賛(一社)日本非破壊検査工業会 関西支部
趣 旨
UT技術者の皆さんは現場での溶接品質を確保するために努力されていることと存じますが、実際の探傷で得られた信号と実在する欠陥の関係を確認できる機会や検査結果を確認するような体験をされた方は非常に少ないと思われます。
この大会はUT実力確認講座(UTまかせとき大会)としてこれまで4回実施して来ました。UT技術者の皆様に、種々の自然欠陥付試験体を探傷していただき、信号と付与された欠陥との関係を把握するための機会です。自己採点し、ご自分の技術の向上に役立ててください。検討会では、指導員が間違いやすいところの指導、指摘もします。また、懇親会では普段は交流機会の少ない他社のUT検査員と意見交換する場としても活用いただけます。この機会が皆様の今後の技術向上につながることを願って企画しています。今回もどうぞ奮ってご参加くださるよう案内いたします。


1 日 時: 平成25年3月1日(金)
9:00 〜 17:00 探傷器の調整、探傷(8試験体)、検討会
17:30 〜 19:30 表彰式 懇親会

2 場 所: 非破壊検査ビル(財)電子科学研究所会議室
大阪市中央区北久宝寺町2-3-6 TEL 06-6262-6551(NDI関西支部)

3 定 員: 10名〜16名程度

4 参加資格:
溶接部の斜角探傷が可能な方であれば資格は問いません

5 参加費: 10,000円(懇親会費用を含む)

6 探傷器など
探傷器:NDI仕様(三菱(R)型またはGE型)を準備していま す。探傷器の持ち込みも可能です。
探触子:5Z10×10A70およびケーブル、カプラントなどは準備 しています。
その他:筆記用具他各自が必要と思われる機材は持ち込み可能です。

7 申 込: 電子メールを利用してお申込みください。
氏名・年齢・UT資格{有り(レベル記入)または無}・経験年数・所属先および連絡先・メールアドレスを記載してください。 アドレス:kansaishibu@esi.or.jp

8 申込締切: 平成25年2月22日(金)

9 その他: ホームページには実施要項も掲載していますのでご覧ください
http://www.jsndi-kansai.jp/


第5回 UTまかせとき大会 実 施 要 領

1. 試験体の仕様
試験体の概要は、以下のとおりです。
1)材 質 普通鋼(SM材相当)
2)板 厚 8.6〜32mmの範囲 (主に12〜20mm)
3)溶接形状 平板突合せ継手、T型継手(それぞれ溶接長さ は、約100mmです。)
4)開先形状 X, V,K,レ型開先
5)付与欠陥 自然欠陥を溶接部にインプラグ(埋め込み)方式で付 与している。

2. 探 傷
1)準 備 約30分
装置の取扱い説明を実施します。続いて、A2(φ4×4)でDA Cカーブを作製ください。測定範囲は、125mmに設定します。
注)探傷器はNDI仕様探傷器(R型・GE型)を準備します。個人で の装置持込も可能です。A1又はA3、A2、探触子(5 C10×10A70)、ケーブル(レモ大―小)、スケール、マシンオ イルは準備します。
筆記用具の他必要なものは、持ち込みください。
2)探傷及び記録
探傷は、40分ごとの一斉進行方式で2体の試験体を探傷し、結果 を記録ください。
探傷時間は20分/1体とし、午前中に4体を、午後から4体の 合計8体を探傷ください。
記録方法は、準備された記録用紙に欠陥の位置と指示長さ、H線 に対するエコー高さ(dB表示)などを記入ください。なお、可 能であれば推定される欠陥の種類も記録ください。
検出レベルは、L線カット法としL線を越えるエコー及び指示長さ を測定ください。
3)結果の検討
試験体の製作仕様と主催者のUTデータに基づいて、記録の自己 評価を行ってください。各自必要が有れば再探傷も行います。
その後、各班の指導員のもとで、欠陥の種類も含めて指導しま す。

3、懇親会 (全員参加)
この席で優秀技術者の表彰を行います。

問い合わせ先 非破壊検査協会 関西支部
大阪市中央区北久宝寺町2-3-6 TEL 06-6262-6551(NDI関 西支部)
メールアドレス kansaishibu@esi.or.jp
開催日 平成25年3月1日

このページの先頭へ